ボディバッテリーと心拍数の相関
2021/4/2 10:30
ランニング系スマートウォッチのガチレビューを、
趣味と仕事を兼ねてがっつりご紹介。
マラソンとミスチルをこよなく愛するドM
サポートスタッフ☆サクラギです^^
今回のブログも長文&こってりになります。
ご興味のある方だけ、お付き合いくださいm(__)m
実はワタクシ、ガーミン使ってて気になってたことがあって、
それが、ボディバッテリーのこと。
ボディバッテリーとは、
ガーミンのデバイスが心拍やストレスのデータから計算する、
その時点で体に蓄えられたエネルギーの推定値のこと。
なので、たくさん走った後などは、
その数値が減少するのは当然なのですが、
自分の場合、まあまあの距離を走っただけで、
ボディバッテリーが残り 5 になって、
そのまま張り付いてしまうことが多々ありました。
こんな感じですね。
個人的には
「まだまだ走れるぜ! なめんなよっ!!」
って感じなのですが^^
で、先日ガーミンの講習を受けて気付いたんです。
これって、最大心拍数の設定の問題じゃなかろうか・・・??
最大心拍数でよく使われる計算式は「220-年齢」
ガーミンコネクトの初期設定も
これで計算されています。
なので、47歳のワタクシの場合、
最大心拍数は 173 と設定されていたわけです。
ワタクシ、これでも変態系ウルトラランナーの端くれ、
最大心拍数、もっと上だろう、と。
正確な最大心拍数を測るには、
ランニングのテレビ番組「ランスマ」で、
りさっちが筑波大学で計ったような、
ちゃんとしたところで計る必要があります。
ただ、一般の方にはそんなこと、
簡単にできるもんじゃありませんよね^^
自力で計るには、
3kmを2回全力で走るとか、坂道ダッシュするとか、
そんな方法があるようです。
ガーミンのHPでは、
「3分間できる限り速く走ります
そして立ち止まらずに3分間の穏やかな走りで回復し、
もう一度全力で3分間走ります
すると二回目の全力走りの途中で最大心拍数に届くはずです」
との記載が。
ガチレビューが信条のワタクシ、やってみましたよ!
3分ほどかかる坂道ダッシュを2回!!
その結果・・・
最大心拍は意外に上がりませんでした。
常に楽に走ることを理想とするワタクシ、
追い込みが足りなかったんでしょうか・・・
※注意事項です!!
もしこのようなことを試す場合は安全面を考慮して
必ず誰かが見ているところで行ってください。
決して一人では行わないでくださいm(__)m
ただ、思い出しました。
自分が追い込んだトレーニングをしてたことを!
このブログ「インターバル走やってみた!」をご覧ください。
ガーミンの機能を使ってインターバル走をした時のものですが、
最後の画像、最大心拍数なんと「201」!!
俺の心臓、強すぎんか?^^?
なので「201」はあんまりなので、
とりあえず「195」で設定してみました。
すると、ボディバッテリーが底をつくことはほぼなくなりました。
やはり、自分の最大心拍数をちゃんと設定することが、
正しいデータを出すうえでは必要なようです。
ランニングのデータでも心拍数のゾーンが変わります。
以前の設定で、
平均心拍 149 最大心拍 182 のランニング時のデータがこれで
最大心拍数を「195」にして、
平均心拍 153 最大心拍 175 のランニング時のデータがこれです。
以前の設定では、
「めっちゃがんばってるね! 無理しないでね!!」
ってぐらいだったのが、
今の設定では
「まだまだやれんだろ、あまえてんじゃねぇ!!」
って言われてるわけです^^
たしかに、自分のポリシーは「追い込まない走り」
今の設定のデータの方がしっくりきますね^^
トレーニングを始めて間もない人、
そこまでトレーニングをしてない人は
初期設定の最大心拍数でいいと思います。
ただ、まあまあトレーニングを積んだ方は
できる限りでいいので自分の最大心拍数を推測して、
それをガーミンの設定に落とし込んだ方が、
トレーニングデータがもっと使えるものになりますね。
ぜひ、設定を見直してみてください。
では、設定の仕方を説明します。
1.スマートフォンでガーミンコネクトのアプリを開きます。
2.左上の三本線をタップして「Garminデバイス」を選択
3.接続中のデバイスを選択して「ユーザー設定」をタップ
4.下の方にある「心拍ゾーン」をタップ
今、この画面ですね。
この画面の最下段「最大心拍数」をタップすれば、
数値を変更することができます。
この画面は、一番左の「ハートレートマーク」なので、
日常生活時の心拍ゾーン設定です。
ランニングアクティビティ時の設定は、
その横の「ランニングマーク」を選びます。
ここでも同様に、最下段の「最大心拍数」を変更すればいいのですが、
もう一つ「基準」という設定を選択できます。
「基準」をタップしたら、
「最大心拍数」か「予備心拍数」を選べます。
上の画面は「予備心拍数」を選んだ場合の画面です。
基準を「予備心拍数」にした場合は、
安静時心拍数を入れる必要があります。
日常の心拍数のデータを見て、
自分の場合は「55」で設定しました。
詳細な説明は割愛しますが、
この「予備心拍数」で設定したほうが
ゾーンの設定が高め、負荷としてはきびしめになります。
「まだまだやれんだろ、あまえてんじゃねぇ!!」
って、言われやすい設定になるってことです^^
これで最大心拍数の設定は終了です。
このあとデバイスと同期することで、デバイスにも送信されます。
そこそこトレーニングを重ねてきて、
「なんか、心拍ゾーンの設定が楽に感じてきたかな?」
というような方は、
この最大心拍数の設定見直しを検討してはいかがでしょうか。
今回も長文にお付き合いいただき、
ありがとうございましたm(__)m
スポーツを愛するすべての方へ、
楽しいランライフを!^^!